CTとはX線を照射することにより身体の内部を画像化する検査です。CTの撮影には「単純撮影」と造影剤を使用した「造影撮影」の2種類があります。造影剤を使用することで、血管の走行や臓器の形状が明瞭に見えるようになります。
撮影画像からは病気の診断、治療計画の立案、治療効果の判定を行います。また、3Dでの計測を行うことにより、狭心症、大動脈瘤、大動脈解離、大動脈弁狭窄症、不整脈等の手術計画の立案、手術前シミュレーションなどの手術支援システムにも使用されます。
当院ではAquilion ONE (320列×0.5mm、160㎜エリア・ディテクタCT)を導入しています。160㎜以内の臓器全体をわずか0.275秒で撮影することが可能です。特に心臓CTで威力を発揮し、不整脈の影響を最小限に抑えることが可能です。また、従来の装置に比べて撮影時間の短縮、造影剤の低減、被ばく線量の低減も実現しています。
検査に対して不安やご不明点などございましたら遠慮なくお声かけ下さい。
CT
Computed tomography