放射線課/核医学検査

放射線課/核医学検査

nuclear medicine ri examination

核医学検査は、X線撮影、CT、超音波、MRIのような画像診断の一つです。
放射線を放出する放射性同位元素(アイソトープ)を含んだ薬を体に投与し、目的とする臓器や病変部に集まった薬から放出される微量の放射線を専用のカメラで撮り、臓器の機能を調べます。疾病の診断、病期や予後の確認、治療効果の判定などに有用な情報として提供されます。
当院では、三検出器型ガンマカメラシステムPRISM-IRIXとSPECT検査とPET検査を可能としたポジトロンCT組合せ型SPECT装置Infinia8 Hawkeye4の二台が稼働しています。
ほとんどが心臓の検査でありますが、肺・甲状腺・腎臓・骨・腫瘍にも幅広く検査を行っております。検査時間は検査の種類によって異なりますが、約30分から1時間程度です。
検査に用いる放射性同位元素は、体内で速やかに消失するため、被ばくによる身体への影響は非常に少なくてすみます。
PET検査においては、循環器領域(心臓・大動脈など)に限り検査を行っています。
当院核医学検査室では診療放射線技師だけでなく、核医学専門医、放射線診断医、循環器内科医、薬剤師、看護師など、チーム一丸となって核医学検査を安全かつ高精度な技術を提供できるよう心がけています。

装置紹介

Infinia8 Hawkeye4 
PRISM-IRIX