不整脈部門

不整脈部門

Arrhythmia department

1993年より心臓電気生理学的検査と経皮的カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)を開始し、現在まで上室性不整脈(WPW症候群、房室結節回帰性頻拍、心房粗動、心房頻拍、心房細動など)および心室性不整脈(心室性期外収縮、心室頻拍、心室細動など)に対して約20,000例(2023年12月現在)、近年は年間1,000例を超える治療を行っています。当院では、本邦で臨床使用可能な多くの治療機器を導入しており(CARTOシステム、EnSiteシステム、Rhythmiaシステム、バルーンアブレーションシステム [クライオバルーン、高周波ホットバルーン、レーザーバルーン])、頻脈性不整脈に対して幅広い治療が可能となっています。

カテーテルアブレーション症例数

徐脈性不整脈に対するペースメーカ植え込み術は年間約200例、1997年より開始した致死性不整脈(心室頻拍、心室細動)に対するは植え込み型除細動器(ICD)の植え込み術は年間約50例、心臓再同期療法の両室ペースメーカ植え込み術は年間約30例、経皮的リード抜去術は年間10~20例です。また近年は、リードレスペースメーカ植え込み術、経皮的左心耳閉鎖療法(WATCHMAN)なども開始しており、不整脈領域における最新治療を積極的に取り入れています。