DPCデータによる病院指標
- 当院では、平成23年4月1日から「DPC(包括評価制度)方式」によって入院診療費を計算する方法を導入しています。
- DPCとは、Diagnosis(診断)Procedure(手技)Combination(組合せ)の略で、従来の出来高払方式とは異なり、1日あたりの定額の点数からなる包括評価(入院基本料、投薬料、注射料等)と出来高評価(手術料、食事代等)を組み合わせて入院費を計算する方法です。
- 令和6年度時点で、急性期医療を主とした全国1,786の医療機関(群馬県では当院を含め76の医療機関)がDPC病院となっています。
- 当院では、DPCデータを基に厚生労働省が定めた全国統一の定義と形式に基づいた指標を公開しています。
公開する病院情報
1.病院指標
- 年齢別階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
2.医療の質 指標(令和5年度病院指標から追加)
- リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
- 血液培養2セット実施率
- 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
対象患者
下記期間の医科レセプトの患者が対象です。
- 平成30年度:平成30年4月1日から平成31年3月31日までの退院患者
- 令和元年度:平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者
- 令和2年度:令和2年4月1日から令和3年3月31日までの退院患者
- 令和3年度:令和3年4月1日から令和4年3月31日までの退院患者
- 令和4年度:令和4年4月1日から令和5年3月31日までの退院患者
- 令和5年度:令和5年4月1日から令和6年3月31日までの退院患者
ただし、以下の患者は集計対象外です。
- 入院した後24時間以内に死亡した患者
- 生後1週間以内に死亡した新生児
- 臓器移植(平成28年厚生労働省告示第73号に規定)
※患者数が10未満の数値の場合は、「-(ハイフン)」を記入しています。