肥満について教えてください。

肥満のリスクと肥満症

肥満とは、「体脂肪が過剰に蓄積した状態」です。
高血圧・脂質異常症・2型糖尿病、睡眠時無呼吸、脂肪肝などを起こしやすく、将来の心血管イベントのリスクも高まります。
また健康障害を伴い、治療(減量)が必要な場合は、「肥満症」という病気として扱います。

肥満症治療の基本は、生活習慣改善です。食事・運動・睡眠などの生活習慣を整え、無理なく続けられる形にしていきます。

当院の肥満改善支援

当院では肥満外来を開設し、肥満によって健康への影響が懸念される方に向けた減量プログラムを提供しています。
2か月に1度の栄養指導を含む半年間の生活指導と、運動プログラムの提供を通じ、生活習慣の改善を図ります。

一定期間取り組んでも改善が不十分な場合には、医師の判断で週1回の注射薬(GLP-1受容体作動薬/GIP・GLP-1受容体作動薬)を検討します。(なお、薬剤治療の適応には条件があり、処方は条件を満たす方に限ります。)

一方、運動療法を含む多職種での支援プログラムは、幅広い方が参加可能です。
当院では、保険適用の心臓リハビリテーションに加えて、保険適用外の一次予防プログラム「ヘルスアップ教室」を用意しています。
ヘルスアップ教室では、肥満が気になる方を対象に、医療スタッフによる講義や運動指導を提供しています。
病気の予防を考える方も含め、多くの方に継続しやすい形で、肥満対策を支援します。