下肢静脈瘤

下肢静脈瘤

Varicose veins

 脚の静脈には血液の逆流を防いでくれる弁が備わっていますが、立ち仕事やお産などがきっかけで弁が壊れてしまうと、立ったときに血液が重力で下に落ちていき、静脈が膨れて血液がうっ滞し、脚のだるさ、重さ、痛みやむくみといった症状が出てきます。
超音波検査で弁の逆流や表面の静脈の拡大の程度を評価し、手術が必要か判断します。
手術は1泊もしくは2泊の入院でカテーテルによる血管内焼灼術を行っています。
ボコボコした瘤は2-3mmの小切開で切除します。
局所麻酔なので手術後はすぐに歩行でき、翌日に退院となります。
2018年は96例、2019年は102例の患者さんに手術を行いました。

静脈瘤ができる原因
焼灼術に用いる高周波カテーテル
膝の近くから伏在静脈にカテーテルを挿入
手術前
手術後1ヶ月