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がんの罹患リスクを評価する「アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)検査」をはじめました。

 平成28年度から、人間ドックのオプション検査として、新たに、アミノインデックスがんリスクスクリーニング(以下、AICS)検査をはじめました。

検査概要

 AICSとは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健常な人とがん患者のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、現時点におけるがんリスクを評価する検査です。

検査項目

  1. 男性…胃がん、肺がん、大腸がん、すい臓がん、前立腺がん
  2. 女性…胃がん、肺がん、大腸がん、すい臓がん、乳がん、子宮・卵巣がん

 ※ 子宮がん・卵巣がんはいずれかのがんであるかのリスク評価を行います。各々のがんのリスク区別はできません。

検査の特徴

  1. 遺伝子検査やPET検査よりも安価かつ簡易に、がんの罹患リスクを評価可能です。
  2. 腫瘍マーカーと異なり、早期がんの発見につながりやすい検査です。
  3. 発見しにくい膵臓がんのリスクも評価することができます。
  4. 少量の血液(5ml)で、複数のがんに罹患するリスクを評価できます。

評価方法

 評価結果は、以下の3段階で示されます。また、当院医師が人間ドックの検査結果との総合的な判断を行います。

検査結果ランクAランクBランクC
がんのリスク0.3~0.7倍1.3~2.1倍4.0~11.6倍
 通常より低いやや高い高い
   精密検査が必要

検査費用

 23,000円(税込)